文:服部慎一

名古屋の河村たかし市長、金メダルに勝手に噛みつき大炎上「人間失格レベル」「どういう神経してる?」

河村たかし

画像:時事

4日、名古屋市の河村たかし市長を表敬訪問した、ソフトボール日本代表の後藤希友選手。

金メダル獲得の報告をしたのですが、その際に河村たかし市長が金メダルを勝手に噛むという最悪のパフォーマンスをし、大炎上しています。

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名古屋・河村たかし市長、勝手に金メダルに噛みつき大炎上「汚いし最悪」

4日、名古屋市の河村たかし市長を表敬訪問した、ソフトボール日本代表の後藤希友選手。

同日放送のCBCニュースが、その様子を伝えました。

ソフトボール日本代表は、7月27日にアメリカと決勝戦を行い、死闘を制して見事に13年ぶりに金メダルを獲得しました。

後藤選手は、リリーフの要としてアメリカ戦を含む5試合に登板。

全て無失点という好投を見せ、金メダル獲得に大きく貢献をしました。

4日、名古屋市熱田区出身という後藤選手は、名古屋市の河村たかし市長の元を表敬訪問。

金メダルを獲得したことを報告していました。

CBCニュースの映像では、この際の一部始終が伝えられており、河村市長は「ハイボール飲みながら見てた」と話す場面もありました。

その後、金メダルを河村市長の首に掲げた後藤投手。

すると、河村市長はいきなりマスクを外すとガブリと、金メダルに噛み付くパフォーマンスをしたのです。

この映像が流れるやいなや、ネットからは批判の声が殺到。

《河村たかしキモすぎないか。あんなんされたら最悪。交換して欲しいよな。》

《河村たかしさんをセクハラで訴えてほしい… 人間失格レベル》

《クソキモい。不快すぎ。普通に無理》

《河村たかしほんとに怖い、汚いし最悪… 自分のでもないのに、なんで首に掛けるの?人の努力の成果なのに。しかも噛むってマジで理解できない》

《呆気にとられた。 なんだこの分別の無さは…後藤選手の気持ちを思うと、憤りを感じる》

《選手が獲得した金メダルをかじる河村たかしの映像は、観ていて本当に気持ちの悪い光景でした》

《ニュース映像を観て身体がぶるっとなったのは初めてです……どういう感覚なんだろう……》

《選手が努力の末に勝ち獲った金メダルを勝手に噛むなんて、いったいどういう神経してるんだ?》

などといったコメントが寄せられ、大炎上してしまっています。

コロナ禍ということもあり、感染拡大の観点からも噛み付くことはNGというのが分からなかったのでしょうか?

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メダルを噛む仕草、日本での発祥は誰から?

他人が獲得をしたメダルを噛んでしまったことで、大炎上してしまった河村たかし市長。

そもそも、メダルを噛む仕草は誰が発祥なのでしょうか?

世界で最初にメダルを噛んだパフォーマンスをしたのは、1988年に開催されたソウルオリンピックで、競泳の男子200m自由形で優勝をしたダンカン・アームストロング選手(オーストラリア)だそうです。

日本でいえば、1996年のアトランタオリンピックの柔道男子71kg級で優勝をした、中村兼三選手なのだとか。

その後はカメラマンから強制されたり、自らの意志などで表彰台の際にメダルに噛み付くというポーズが浸透していきます。

中には、噛み付かない選手もいますが、それはひとえに自らの努力で勝ち取ったメダルだからであり、何事にも変えられない勲章を汚したくないという表れなのかもしれん。

本人が噛む分には何も問題ないとは思いますが、表敬訪問をした先の全く関係のない市長が噛むという行為は、コロナ禍も相まって最悪の侮辱行為であると言わざるを得ません。

現場は笑っていたようですが、アスリートによっては激怒する案件でもある今回の噛みつき事件。

笑って済まされる問題ではないでしょう。

(文:服部慎一)